国道2号淀川大橋床版取替他工事で土木学会賞・田中賞を受賞しました

このたび、当社はIHIインフラシステム殿との共同企業体で施工(IHI殿がJV代表構成員)した「国道2号淀川大橋床版取替他工事(発注者:近畿地方整備局)」が公益社団法人土木学会主催の令和4年度土木学会賞で、「淀川大橋大規模更新」として田中賞を受賞しました。
当社としましては、非常に権威のある田中賞を受賞しましたことは大変、光栄なことであります。
当社は、今後も良質な社会インフラ整備を通じて、国民の皆様の安全安心な生活の確保に向けて、貢献してまいります。



<土木学会田中賞ホームページ>

http://www.jsce.or.jp/prize/prize_list/7_tanakasakuhin.shtml



<田中賞の趣旨と由来>

故 田中 豊博士は、関東大震災後の首都の復興に際し、帝都復興院初代橋梁課長として隅田川にかかる永代橋、清洲橋など東京の象徴として一般にもなじみの深い数々の名橋を生み出されたことで現在でもよく知られています。先生は当時の橋梁・構造工学界の権威者であり、あげられた業績は文字どおり日本の橋梁界、鋼構造界の育ての親と呼ばれるにふさわしいものでした。
先生のご逝去後、ご遺族から斯界振興の一助にと、土木学会に基金のご寄付がなされました。 一方、有志の間には博士の功績をしのび、これを記念する事業を企ててはとの申し出があり、 昭和40年、「田中豊博士記念事業会」が発足しました。その結果、数多くの個人、団体よりご寄付が寄せられ基金がつくられました。同記念事業会はこれを土木学会に寄付し、学会では記念事業として、橋梁・鋼構造工学に関する優秀な業績に対して毎年「土木学会田中賞」を授与することとなりました。すなわち、昭和41年度より土木学会賞の一つとして田中賞が発足したのです。以来約半世紀を経過し、多くのご厚志、斯界各方面の御援助御協力を得ながら、極めて名誉ある賞としての評価が定着し、橋梁技術のさらなる発展に大きく貢献してきました。

出典:土木学会田中賞選考委員会